【実演】ビカクシダ・月光爪哇、板付けしました|胞子培養の成長記録②

ビカクシダ

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お待たせしました!!

以前の記事「ビカクシダ(月光爪哇)胞子培養の成長記録 購入者に向けた管理方法」の中で、

「板付に関する記事はそれだけで1つの記事レベルになりますので次回動画や記事で詳しく解説します」

とお伝えしていましたが、、、

ついにそのタイミングがやってきました( `・∀・´)ノヨロシク

胞子培養から育ててきた月光爪哇が、板付けできるサイズまで成長してくれましたので、今回実際に板付けを実践していきます!!

過去に紹介した「2年育てた株の現在とこれからの管理方法①」の続編、②として今回の板付け編をお届けします\(^o^)/

購入者の方はもちろん、これから板付けに挑戦したい方の参考になれば幸いです。

板付けのタイミング、最終チェック

前回の記事では「板付けのベストタイミングは貯水葉が展開してから」とお伝えしました。

ただこれはあくまで一番安心できる目安であって、絶対条件というわけではありません( ー`дー´)キリッ

今回の株は貯水葉こそまだ出ていませんが、胞子葉がしっかり展開して、根もカップの中でぎっしり張っていました。

胞子葉の長さが5センチほど展開しているのでスペーシング込みでいいサイズです。

このくらい育っていれば、板に固定してもぐらつかず安心して着生を進められます( ´ ▽ ` )ノ

板付けで本当に見るべきなのは葉の種類ではなく根がしっかり回っているかです。

根が回っていれば板に固定してもぐらつかず、そのまま着生に向かってくれます。

逆にまだ根が少ない株は、無理せずカップ管理を続けてくださいね!

真夏に板付けしても大丈夫?

板付けの適期は一般的に春とされていますので、「なぜこの暑い時期に?」と思われた方もいるかもしれません。

理由は単純で、この株が板付けできるサイズに育ったのがちょうどこのタイミングだったからです( ー`дー´)キリッ

ビカクシダが本当に苦手なのは寒さのほうで、気温が高い時期は根の動きも活発なので着生自体はむしろスムーズに進んでくれます。

ただし夏の板付けは水切れだけは要注意です。

水苔の乾きが春や秋とは比べものにならないくらい早いので、板付け後しばらくは乾き具合をこまめにチェックしてあげてください。

逆に避けたほうがいいのは冬です。休眠に入る種類もあるので、成長が止まっている時期に根をいじるのはリスクが高くなります。

板付に用意した材料

今回使った材料は百均で揃うものも含めこちらになります!!

  • 焼杉板    100均
  • 水苔
  • 透明ミシン糸 100均
  • ワイヤー   100均
  • 肥料(マグァンプ)
  • キリ     100均
  • ビニール紐  100均

水苔と肥料以外は100均で揃えれます( ´ ▽ ` )ノ

焼杉板は生の板に比べてカビが生えにくく、耐久性もあるのでビカクシダの着生材としてはかなりメジャーな存在です。

今回は焼杉板をアレンジ加工したものを使います!

焼杉板は鍋敷きとして売られているものもあり、それもそのまま使えるので、わざわざ専門店に行かなくてもダイソーで揃っちゃいます( ー`дー´)キリッ

水苔は後ほど戻し方の方法を書いてますが、わたしはホームセンターのチリ産水苔を使ってます。

【作業前に】成長点だけは絶対に守る

板付けで一番気をつけたいのが、成長点(リゾーム)を傷つけないことです。

以前の記事「ビカクシダの首折れ事件のその後…」でも紹介しましたが、成長点をダメにしてしまうと新しい葉が出なくなり、最悪枯れてしまいます(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

葉は多少破れたり切れたりしても生育への影響はそこまでありませんが、成長点だけは別格です。

首折れそのものについては「ビカクシダの“首折れ”とは!? 原因と対処方法を徹底解説」で詳しく書いていますので、あわせて読んでみてください。

ミシン糸を回すときは、成長点の周囲をギリギリ避けて、立体的に巻き付けるイメージで固定しましょう。

一度あの事件を経験しているので、今回は特に慎重に作業しました( ー`дー´)キリッ

板付け実践!手順を写真で解説

それでは実践編です!!

その前に1つだけ注意点です!

手順3で出てくる水苔を戻す作業は3時間以上かかりますので、当日バタバタしないように前日の夜に準備しておくのがオススメです( `・∀・´)ノヨロシク

1.焼杉板に穴を開ける

先に焼杉板に穴を開ける作業を行います。

理由はビカクシダを板付後に穴を開ける作業は事故の原因になるので先に開けちゃいましょう。

使う道具は、百均のキリや、電動ドリルを使います。

板の上下はお好みで選んでいただき、真ん中上部に穴を開けましょう。

穴が開いた後は、壁掛け用のワイヤーを取り付けます。

アルミのワイヤーを使うならなるべく太いものを選びましょう。

細いワイヤーを使うとサイズが大きくなった際に落下の原因になるので、細いのを使うならステンレスやスチールのワイヤーを使いましょう。

2.株の上下を確認する

ここが地味に重要なポイントです( ー`дー´)キリッ

ビカクシダは葉を伸ばす方向が決まっているので、上下を間違えて固定すると成長が著しく遅くなってしまいます。

貯水葉が展開している株なら貯水葉の反り方で判断できますが、今回のようにまだ貯水葉が出ていない株は成長点の位置を見て上下を判断します。

成長点が上を向くように仮置きして、葉が自然な方向に広がるか確認してから固定に入りましょう。


ここが成長点

仮に育成中に成長点の位置を間違えたとしても安心してください。

対処法としては板の向きを変えちゃいましょう。

ワイヤーは外して穴も開け直しにはなりますが、板付し直すよりは株のダメージも減らせますのでオススメです(人´∀`).☆.。.:*・゚

3.水苔の準備

次は水苔を戻す作業です。

わたしは水苔はコーナンのチリ産の水苔を活用してます。

ニュージーランド産の方が圧倒的に水苔も長く、フワフワで使いやすいですが、コスパ重視でチリ産を使ってます。

近所にホームセンターがない方はネットでも買えますので、参考までに載せておきます( ´ ▽ ` )ノ

はじめて板付けする方や、ふわふわで巻きやすい方がいいという方はニュージーランド産がオススメです!

まずは使う分の水苔をビニール袋に入れましょう。

水を含むと膨らみますので多めに入れすぎても大丈夫( ー`дー´)キリッ

余らした分は乾燥させてまた使い直すことができますし他の鉢に混ぜ込むことができます。

話を戻しますが、ビニールに入れる水は水苔に対して半分くらいの量を入れましょう。

それからビニールの入口をねじって閉じ、全体的に水が行き渡るように上下左右ひっくり返します。

ある程度行き渡ったら、後はそのまま3時間以上放置しましょう。

そうすることでチリ産の水苔でもフワフワの状態にすることができます。

わたしは時間がかかる作業なので、夜寝る前に準備してます( ´ ▽ ` )ノ

4.いよいよ板付!!

水苔の用意ができましたら板付していきましょう。

まずは板に水苔を敷きます。

苗を置く前にマグァンプを少し蒔いときます。

使っているのは定番のマグァンプK 中粒です。

緩効性なので効きすぎる心配は少ないですが、小苗のうちは入れすぎると肥料焼けの原因になりますので、ほんの少しで充分です( ー`дー´)キリッ

先ほど確認した成長点の向きに気をつけて配置します。

苗の周りを水苔で覆いミシン糸でぐるぐる巻いていきます。

わたしは結構キツめにミシン糸を巻くので惜しみなく使っていきましょう。

ミシン糸は百均でも売っていますが、たくさん巻くので1000m巻きの透明ミシン糸を買っておくと当分持ちます\(^o^)/

これで完成でいいような気もしますが、、

巻き終わったらさらに乾燥予防にビニール紐で水苔を覆っていきます( ´ ▽ ` )ノ

板付サイズとはいえ、乾燥には弱いのである程度大きくなるまでは巻いておきましょう。

ビ二ール紐を3周ほど巻いた後は、透明ミシン糸でビニール紐を固定し

完成です!!

見た目はビニール紐を巻く前のほうがいいですが、次の貯水葉が出るまではこのまま養生しましょう( ー`дー´)キリッ

板付け直後の管理

無事に板付け完了です\(^o^)/

板付け直後は環境の変化で今の葉は弱ることはありますが、次の葉から環境に慣れた葉になりますので、しばらくは今まで通り水苔が乾かないように管理してあげてください。

  • 置き場所:直射日光の当たらない明るい日陰
  • 水やり:水苔が乾いたらたっぷりと(今の時期は暑いので乾きが早めです、様子を見ながら頻度を調整してください)
  • 直射日光・強風は避ける

環境になれるまでの数週間は、いつも以上に観察してあげるのがオススメです。

まとめ

胞子培養から育ててきた月光爪哇、ようやく板付けまでたどり着きました!!

小さい胞子の状態からここまで育てるのは正直長い道のりでしたが、板に着生した姿を見るとやっぱり感動します( ´ ▽ ` )ノ

今回は焼杉板を中心にほぼ100均で揃えられる方法で紹介しましたので、これから板付けに挑戦する方はぜひ参考にしてみてください!

また今回100均の板を塗装してアレンジしたものを使ってますので、そちらの作り方は次回の記事で公開します。

その様子をYouTubeでも公開予定ですので、あわせてチェックしてみてくださいね。

YouTubeチャンネルはこちら

引き続きこのシリーズで成長記録を追いかけていきますので、次回もお楽しみに( `・∀・´)ノヨロシク

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最後までご覧いただきありがとうございました!


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